コーティングの薦め

このページでは私なりに感じたコーティングの必要性や考え方を紹介します。文字ばかりで長くなりますが時間のある方は是非一度読んでみて下さい。

 

ポリマーとペイントシーラント(テフロンコーティング)の違い

「テフロンコーティングってポリマーみたいなもん」とか「ポリマーとペイントシーラントってどう違うの?」と思っている方が多いと思います。答えは一緒です。コーティングの事を日本ではポリマーと呼び、アメリカやヨーロッパではペイントシーラントと呼ぶのが一般的です。ポリマーとは<重合体>という意味で、モノマー<単体>の集まりという意味です。ですからポリマー液剤とはいろんなものを混ぜ合わせて作った液剤で、その中にテフロンの入っているものが日本ではペイントシーラントと呼ばれています。

 

持続性について

最近自動車デ○ーラーで新車時にペイトシーラント施工をしていて、5年保証を謳い文句にしています。お客サンにも必ず「お宅のペイントシーラント何年もつの?」と聞かれます。「1年ですね。」と答えると「そんなモンしかもたへんのディ○ラーやったら5年やろ、やっぱりディー○ーでやってもらわんと長持ちせえへんの?」といわれます。ディーラ○でも5年持ちません。ペイントシーラントは有機系(主成分が油なので酸化劣化する)の為1年しか持たないのです。当店の使用しているペイントシーラント剤はポリマーベースですが、CPCはワックスベースのため持続性は悪いです。へたをすれば半年くらいしか持たないかも知れません。

では何故○ィーラ−では5年保証が出来るのか?実はあれコーティングの持続性を保証するものでは無いのです。デ○ーラー発行の保証書の保証内容には、「CPCペイント・シーラントを施工された、車体の表面が通常の使用状況に於いて、当該保証期間中、明らかに塗装光沢が劣化したと認められるもの。」と記載されています。どういう事かと言うと、ペイント・シーラントを施工した事によって、塗装に異常が発生した場合(光沢が無くなった場合)は保証します。という保証内容なのです。保証書の中に、コーティングの持続性を保証しますという内容は一切記載されていません。

でも新車時にペイントシーラント施工して結構効果が持続してる方もいらっしゃると思いますが、デ○ーラーで新車時にペイトシーラント施工をすると、定期的にこれで拭いて下さいといってメンテナンスクリーナーというものを渡されます。このメンテナンスクリーナーという代物、コーティング剤とほぼ同じ成分で出来ています。もうお気付きですね。そうです、定期的に自分自身でコーティングしているのです。5年持続しないものを持続させる為の苦肉の策ですね。それなら5年持続して当然だし、なにも高いお金を払ってペイントシーラント施工しなくても、カー用品店で売ってる安いワックスでも良いんではないでしょうか?いやワックスの方がマシかも知れません。酸化しないコーティングのページにも少し書いてますが、酸化したコーティング皮膜の上にさらにコーティング剤を塗って酸化した皮膜を閉じ込めているを繰り返す最悪の1番塗装を痛める行為をしているのです。本来なら酸化したコーティング皮膜を除去してから新たにコーティング剤を塗るのが本来の施工方法です。

まあディーラーからすれば、定期的に来店してくれて、お客様を他の店に取られなければ、お客様の車の塗装が痛もうが知った事じゃないのでしょう。何年かすれば買い替えを勧めれば良いのですから。

 

コーティングの必要性

何故コーティングをする必要があるか?ワックスをかけるのが面倒だから、いつまでもキレイな状態を保っていたいから等その理由は人それぞれでしょうが、私はこう考えます。新車時の塗装を守る為。たとえば人間には自然治癒能力というものがあり、怪我をしてキズが出来ても時間がたてばキレイにもとどうりに直りますが、車にはそんな素晴らしい機能はありません。塗装にダメージを受けると修復するのが大変です。そこでコーティング皮膜で酸性雨や有害な紫外線などから塗装を守ってやる、本来塗装が受けるダメージをコーティング皮膜に受けさせるのです。そして定期的にメンテナンスを行えば、新車時の塗装を長い間守ってやれるのです。ですからコーティング皮膜というのは保護膜であり犠牲膜でもあり消耗品(定期交換部品)だと思って下さい。

じゃあ上にも書いてあるように高い金払ってコーティングしなくても安いワックスでも良いんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかしワックスでは酸性雨や紫外線、鳥糞等から塗装を守れませんし、ワックスやペイントシーラント等の有機系のコーティングを除去せず塗り重ねることは、先ほども言った新車時の塗装を守ってやるどころか反対にダメージを与えているのです。

じゃあどうすれば良いか?酸化しないコーティングを施し、塗装面を守ってあげれば良いのです。「でももう既に無数のキズがあるし」と思っている方大丈夫です。洗車時の薄いキズなら殆ど消せます。(爪で引っかかるようなキズは消せない)完璧に新車の状態に戻す事は不可能ですが、新車に近い状態にする事は可能です。もう1度言います1番大事なのは新車時の塗装を守ってやる事=新車時の状態を保ってやる事なのです。その為には

1、酸化しないコーティングを施し塗装を保護してやる。(コーティング皮膜にダメージを受けさせる)

2、メンテナンスをする。(汚れたら洗車、定期的に再施工)

以上を守ればあなたの車はいつまでもピカピカの状態を保てるはずです。

 

コーティングの薦め

ココまで読んでコーティングしてみようと思った方、是非お薦めします。新車時にするのが1番ですが、そうでない方も今からでも遅くありません。私もこの仕事を始めてから自分の車にコーティングしたとき、気になってた無数のキズが消え新車時の輝きが蘇り、ピカピカになった自分の車を見ていると嬉しくて思わず顔がにやけてしまいました。この気持ち車好きの方なら分かって頂けるでしょう。自分の車が新車のようにきれいになる、見てるだけで嬉しいですよ。車好きの方もそうじゃない方も是非お薦めです。

 

 

 酸化しないコーティング ペイントシーラント 

磨きご希望の方&料金表 トップページ 通販のページ

ガラス撥水コート ガラスの汚れ ガラス系(無機系)の薦め